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ホームページ制作の費用相場はいくら?目的別・規模別に解説【静岡県の公開事例も紹介】

公開日: 2026/06/19更新日: 2026/06/22カテゴリ: マーケティング著者: 服部 雄治朗

結論から言うと、ホームページ制作の費用は、シンプルな会社案内サイトなら10万〜50万円程度、一般的なコーポレートサイトなら50万〜150万円程度、CMSや採用ページ、SEO設計、写真撮影、原稿作成まで含める場合は100万〜300万円程度が目安です。

全国のWeb制作会社116社を対象にした調査では、コーポレートサイト制作費の平均は約125万円、最も多い価格帯は50万〜150万円でした。最小値は4万円、最大値は650万円と幅があり、ページ数やデザインの作り込みによって費用が大きく変わることも示されています。(Web担当者Forum)

この記事では、静岡県でホームページ制作を依頼する場合の参考情報として、制作会社の料金表ではなく、金額が明示されている公開情報も確認しました。具体的には、静岡県の「SHIZUOKA YELL STATION」関連業務、公益社団法人静岡県看護協会のホームページリニューアル及び管理業務委託、小山町公式ホームページリニューアル事業の公募・仕様書・質問回答を確認しています。

一般企業の個別発注額は公開されていないケースが多いため、本記事では、静岡の実例として公募・募集要項で金額が確認できるものだけを紹介します。確認日は2026年6月19日です。

目次

ホームページ制作費用の相場早見表

まずは、全体の費用感を確認しておきましょう。

サイトの種類・目的費用相場の目安主な内容
名刺代わりの簡易サイト10万〜50万円程度会社概要、店舗情報、問い合わせ先など
小規模コーポレートサイト30万〜100万円程度5〜10ページ程度、問い合わせフォーム付き
一般的なコーポレートサイト50万〜150万円程度オリジナルデザイン、CMS、お知らせ更新など
採用サイト80万〜250万円程度社員紹介、写真撮影、インタビュー、募集要項
ランディングページ10万〜80万円程度商品・サービスの問い合わせ獲得用ページ
ECサイト100万〜500万円以上商品管理、決済、配送、会員機能など
予約・会員機能付きサイト150万〜500万円以上予約、ログイン、マイページ、通知機能など
自治体・公共系サイト数百万円〜1,000万円以上CMS、アクセシビリティ、データ移行、運用保守など

上記はあくまで目安です。ホームページ制作費は「何ページ作るか」だけでなく、企画設計、デザイン、CMS、原稿作成、写真撮影、セキュリティ、アクセシビリティ、公開後の保守運用によって大きく変わります。

静岡県内の公開事例ではいくらか

静岡県内で、ホームページ制作・リニューアルに関する金額が公開されている事例を見ると、200万円前後のリニューアル案件から、1,000万円規模の自治体サイト案件まで確認できます。

発注者・案件公開されている金額内容の概要
静岡県「SHIZUOKA YELL STATION」関連業務250万円Webサイトリニューアルを目的に含む情報発信業務
公益社団法人静岡県看護協会200万円ホームページリニューアル及び管理業務委託
小山町公式ホームページリニューアル事業1,000万円公式サイトのリニューアル、CMS、アクセシビリティ、スマホ対応、運用改善など

静岡県の「令和6年度ふじのくに関係人口創出・拡大事業 情報発信業務」では、Webサイト「SHIZUOKA YELL STATION」のリニューアルを目的として企画提案を公募しており、委託限度額は2,500千円、つまり250万円とされています。(静岡県公式サイト)

公益社団法人静岡県看護協会の「ホームページリニューアル及び管理業務委託」では、事業規模、つまり契約上限額が200万円とされています。募集要項では、現ホームページが運用開始から14年を経過しており、検索性、視認性、セキュリティ面に課題があるため、新たに構築する必要があると説明されています。(公益社団法人 静岡県看護協会)

同協会の仕様書では、SSL対応、レスポンシブ対応、SEO対策、CMS導入、職員向け操作マニュアル作成などが業務内容に含まれています。また、ページ数は60ページ程度を予定するとされており、単なる数ページの会社案内サイトではなく、CMSを使って職員が更新できる中規模サイトのリニューアルに近い内容です。(公益社団法人 静岡県看護協会)

小山町の「令和7年度 小山町ホームページリニューアル事業委託業務」では、限度額が10,000千円、つまり1,000万円とされています。実施要領では、アクセシビリティ対応、スマートフォン対応、デザイン刷新、カテゴリ再編、運営管理環境の改善、長期的な運用保守体制の確立などが目的として挙げられています。

さらに小山町の質問回答では、現行サイトのページ数が4,015ページであり、移行対象も全ページという回答が示されています。また、令和8年度以降の保守費用はリニューアル上限額に含まれず、参考として現行の年間保守・運用費等が**3,432,000円(税込)**と示されています。つまり、公共系サイトでは初期制作費だけでなく、公開後の保守・運用費も大きな金額になることがあります。(富士大山)

これらは一般企業のホームページ制作費をそのまま表すものではありません。ただし、静岡県内でも、CMS、ページ数の多いリニューアル、アクセシビリティ、運用保守、管理機能、データ移行を含む場合は、200万〜1,000万円規模の案件が実際にあることは確認できます。

ホームページ制作費はなぜ幅が大きいのか

ホームページ制作費に幅があるのは、制作会社が行う作業が単なる「ページ作成」ではないためです。

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、Webデザイナーの仕事として、依頼主との打ち合わせ、サイトの目的確認、コンセプト設計、画面デザイン、素材作成、取材、原稿作成、HTMLやCSSによる制作、CMSを使った制作、動作確認、公開後のアフターフォローやメンテナンスなどが挙げられています。つまり、ホームページ制作費は、デザイン費やコーディング費だけでなく、企画・設計・素材・原稿・テスト・保守まで含む人件費として考える必要があります。(職業情報提供サイト(job tag))

また、問い合わせフォーム、ログイン機能、予約機能、EC機能などを実装する場合は、セキュリティ対策も重要です。IPAは「安全なウェブサイトの作り方」で、SQLインジェクション、OSコマンド・インジェクション、クロスサイト・スクリプティングなどの脆弱性を取り上げ、ウェブサイト開発者や運営者が適切なセキュリティを考慮するための資料を公開しています。機能が増えるほど、設計、実装、テスト、保守の工数も増えやすくなります。(情報処理推進機構)

自治体や公共団体のサイトでは、アクセシビリティ対応も重要です。デジタル庁は、ウェブアクセシビリティの考え方や取り組み方を解説する導入ガイドブックを公開しており、行政官や事業者が発注・受託業務で確認すべきポイントを整理しています。公共性の高いサイトほど、見た目のデザインだけでなく、誰でも情報にアクセスしやすい設計が求められます。(デジタル庁)

目的別の費用相場

会社案内・名刺代わりのホームページ:10万〜50万円程度

会社案内や店舗情報を掲載するだけのシンプルなホームページであれば、10万〜50万円程度が目安です。

主な内容は、トップページ、会社概要、サービス紹介、アクセス情報、お問い合わせフォームなどです。テンプレートを活用したり、原稿や写真を自社で用意したりすれば、費用を抑えやすくなります。

ただし、費用を抑えすぎると、デザインが簡素になったり、スマートフォン対応、SEO設定、保守運用が別料金になったりすることがあります。金額だけでなく、見積もりに何が含まれているかを確認することが大切です。

一般的なコーポレートサイト:50万〜150万円程度

中小企業が会社の信頼性を高めたり、問い合わせを獲得したりするために制作する一般的なコーポレートサイトは、50万〜150万円程度が中心です。

この価格帯では、オリジナルデザイン、スマートフォン対応、問い合わせフォーム、WordPressなどのCMS、お知らせ更新機能、基本的なSEO設定などを含められることが多くなります。

全国のWeb制作会社116社への調査でも、コーポレートサイト制作費で最も多い価格帯は50万〜150万円でした。そのため、静岡県内の中小企業が標準的な会社サイトを制作する場合も、まずはこの価格帯を基準に考えるとよいでしょう。(Web担当者Forum)

採用サイト:80万〜250万円程度

採用サイトは、求職者に向けて会社の魅力や働き方を伝えるサイトです。

会社概要だけでなく、社員インタビュー、職種紹介、1日の流れ、福利厚生、募集要項、エントリーフォームなどを掲載します。写真撮影、社員インタビュー、原稿作成、採用メッセージの設計が必要になるため、通常のコーポレートサイトよりも制作費が高くなりやすいです。

簡易的な採用ページであれば数十万円で対応できる場合もありますが、本格的な採用サイトとして作り込むなら、80万〜250万円程度を見ておくと安心です。

ランディングページ:10万〜80万円程度

ランディングページ、いわゆるLPは、商品購入、資料請求、問い合わせ、セミナー申込など、1つの成果に特化したページです。

ページ数は1ページでも、構成、キャッチコピー、デザイン、CTA、フォーム設計、広告との連動が重要になるため、単純に安く作れるとは限りません。

簡易的なLPなら10万〜30万円程度、本格的に広告運用やコンバージョン改善を前提に作る場合は50万〜80万円程度かかることもあります。

ECサイト:100万〜500万円以上

ECサイトは、商品ページ、カート、決済、配送設定、在庫管理、会員登録、メール通知などが必要になるため、通常のホームページより費用が高くなります。

ShopifyやBASEなどの既存サービスを活用すれば初期費用を抑えられますが、独自デザイン、商品点数の多さ、会員ランク、定期購入、ポイント機能、基幹システム連携などが必要になると、300万〜500万円以上になることもあります。

静岡県内の事業者であれば、お茶、食品、農産物、水産加工品、工芸品、観光関連商品など、地域商材をECで販売したいケースもあります。小さく始めるなら既存ECサービス、本格的にブランド構築やリピート購入を狙うなら独自性の高いECサイトというように、目的に応じて選ぶことが重要です。

予約・会員機能付きサイト:150万〜500万円以上

予約機能、会員登録、マイページ、メール通知、オンライン決済、管理画面などを備えたサイトは、150万〜500万円以上が目安です。

美容室、整体院、クリニック、宿泊施設、スクール、スポーツ施設などでは、予約機能をつけたいケースがあります。ただし、予約システムをゼロから開発すると費用が高くなるため、既存の予約サービスを埋め込む方法も検討できます。

自社独自の業務フローに合わせた予約・顧客管理・決済機能を作り込む場合は、ホームページ制作というよりWebシステム開発に近くなり、費用も大きく上がります。

規模別の費用相場

小規模サイト:10万〜80万円程度

小規模サイトは、1〜10ページ程度のホームページです。

トップページ、会社概要、サービス紹介、料金案内、よくある質問、お問い合わせフォームなどで構成されます。目的が「会社や店舗の信頼性を高める」「名刺やチラシからアクセスしてもらう」「最低限の問い合わせ窓口を用意する」ことであれば、小規模サイトでも十分です。

費用を抑えたい場合は、原稿や写真を自社で用意し、ページ数を必要最低限に絞ることが効果的です。

中規模サイト:80万〜300万円程度

中規模サイトは、10〜30ページ程度の構成です。

複数のサービス紹介、実績紹介、採用情報、ブログ、お知らせ、資料ダウンロード、問い合わせフォームなどを含むことが多くなります。

この規模になると、サイトマップ設計、導線設計、CMS構築、SEO設計、原稿作成、写真撮影などの工数が増えます。単にページを増やすだけでなく、「誰に何を伝え、どの行動につなげるか」という設計が重要です。

静岡県内の中小企業が、問い合わせ獲得、採用応募、取引先への信頼形成を目的にホームページを作るなら、80万〜300万円程度を見ておくと、必要な設計やコンテンツに予算をかけやすくなります。

大規模サイト・公共系サイト:500万円〜数千万円以上

大規模サイトは、ページ数が多いだけでなく、CMS、データ移行、検索機能、権限管理、多言語対応、アクセシビリティ対応、セキュリティ、職員研修、保守運用などを含むケースが多くなります。

静岡県内の公開事例でも、小山町公式ホームページのリニューアル事業では限度額が1,000万円とされており、アクセシビリティ対応、スマートフォン対応、デザイン刷新、カテゴリ再編、運用管理環境の改善などが目的に含まれています。

公共系サイトは、一般企業の小規模サイトとは要件が大きく異なります。CMS、アクセシビリティ、セキュリティ、データ移行、運用保守まで含むため、数百万円から1,000万円以上になることがあります。

静岡県でホームページ制作を依頼する場合の相場感

静岡県でホームページ制作を依頼する場合、一般的な中小企業のホームページであれば、全国相場と大きくは変わらず、50万〜150万円程度を中心に考えるのが現実的です。

ただし、静岡県内の公開事例を見ると、CMSや管理機能を含むリニューアル、ページ数の多いサイト、公共性の高いサイトでは、200万〜1,000万円規模の案件も確認できます。

依頼内容静岡県での目安
個人事業主・店舗の簡易サイト10万〜50万円程度
小規模企業の会社案内サイト30万〜100万円程度
標準的なコーポレートサイト50万〜150万円程度
CMS・採用・事例紹介込みの企業サイト80万〜300万円程度
EC・予約・会員機能付きサイト100万〜500万円以上
公共団体・大規模リニューアル200万〜1,000万円以上の公開事例あり

静岡だから全国相場より必ず安くなる、というよりは、サイトの目的と要件によって金額が決まると考えた方が自然です。特に、写真撮影、取材、原稿作成、CMS導入、保守運用まで含めると、地域を問わず制作費は上がります。

東京の制作会社と比べて、静岡の制作会社に頼む必要はあるか

結論から言うと、必ず静岡県内の制作会社に頼まなければならないわけではありません。ホームページ制作はオンラインで打ち合わせや確認を進められるため、東京の制作会社や県外の制作会社に依頼しても制作自体は可能です。

ただし、静岡県内の企業や店舗がホームページを作る場合、静岡の制作会社に依頼するメリットが出やすいケースはあります。たとえば、会社・店舗・工場・施設の写真撮影が必要な場合、代表者や社員への取材が必要な場合、地域の商圏や採用事情を踏まえたページ設計をしたい場合です。

一方で、東京の制作会社や県外の制作会社も候補に入れた方がよいケースもあります。たとえば、ブランド戦略から大きく見直したい場合、大規模なサイトリニューアルを行う場合、広告運用やSEOコンサルティングまで一体で依頼したい場合、ECサイトや会員サイトなど専門性の高い開発が必要な場合です。このような案件では、所在地よりも、同じような規模・業種・目的の制作実績があるかどうかを重視した方がよいでしょう。

費用面では、「東京の制作会社だから必ず高い」「静岡の制作会社だから必ず安い」とは言い切れません。地域の人件費水準の参考として最低賃金を見ると、令和7年度の地域別最低賃金は東京都が1,226円、静岡県が1,097円です。ただし、これはあくまで地域の賃金水準を示す一例であり、Web制作費そのものを直接決める数字ではありません。制作会社の価格は、担当者のスキル、制作体制、外注の有無、対応範囲、保守体制によって変わります。(厚生労働省)

小山町のホームページリニューアル事業に関する質問回答でも、オンライン参加が難しいかという質問に対して、来庁が困難な場合はオンライン参加も可能としつつ、重要な協議や操作研修は対面を基本とする旨が示されています。また、地元・県外を問わず公平に審査するかという質問に対して、プレゼンテーション内容により公平に審査すると回答されています。公共案件の例ではありますが、Web制作では「オンラインで進められる部分」と「対面の方がよい部分」が混在することが分かります。(富士大山)

依頼先を選ぶ際は、以下のように考えると判断しやすくなります。

判断軸静岡の制作会社が向いているケース東京・県外の制作会社も候補にしたいケース
打ち合わせ対面で相談したいオンライン中心で問題ない
撮影・取材店舗、工場、施設、社員撮影が必要素材を自社で用意できる
地域性静岡県内の集客・採用を重視する全国向け・業界特化の訴求を重視する
制作規模小〜中規模の会社案内、採用サイト、店舗サイト大規模サイト、ブランドサイト、システム連携
運用保守公開後も近くの会社に相談したい専門チームによる継続改善を重視する
費用相談しながら必要範囲に絞りたい高度な戦略設計や専門性に予算をかけたい

つまり、静岡県内の企業がホームページ制作を依頼する場合、地域密着型のサイト、採用サイト、店舗・施設・工場の魅力を伝えるサイトなら、静岡の制作会社に依頼する理由があります

一方で、全国展開を前提にしたブランドサイト、大規模リニューアル、EC・会員機能・広告運用まで含む案件では、東京や県外の制作会社も含めて比較した方がよいでしょう。

大切なのは、制作会社の所在地だけで決めないことです。静岡か東京かよりも、自社と同じような業種・目的の実績があるか、見積もりの範囲が明確か、公開後の運用まで相談できるかを基準に選ぶことが重要です。

依頼先別の費用相場

ホームページ制作費は、誰に依頼するかによっても変わります。

依頼先費用相場向いているケース
自作0〜10万円程度とにかく費用を抑えたい、簡易ページでよい
フリーランス10万〜80万円程度小規模サイト、柔軟な対応を求める場合
地域の制作会社50万〜300万円程度打ち合わせや撮影も含めて進めたい場合
中堅制作会社100万〜500万円程度企画、設計、SEO、採用、CMSまで任せたい場合
大手制作会社・広告代理店300万円以上大規模サイト、ブランド戦略、広告運用まで任せたい場合

費用だけで見れば、自作やフリーランスの方が安くなりやすいです。一方で、保守運用、セキュリティ、納期管理、複数人での制作体制、公開後の改善まで考えると、制作会社に依頼した方が安心できるケースもあります。

ホームページ制作費を抑える方法

ホームページ制作費を抑えたい場合は、最初からすべてを作り込むのではなく、必要なページと機能に絞ることが重要です。

まず、ホームページの目的を明確にしましょう。「会社案内として最低限の情報を掲載したい」のか、「問い合わせを増やしたい」のか、「採用応募を増やしたい」のか、「ECで商品を販売したい」のかによって、必要なページや機能は変わります。

次に、原稿や写真を自社で用意できるかを確認しましょう。会社概要、サービス内容、料金、よくある質問、代表メッセージなどを自社で整理できれば、制作会社側の工数を抑えられます。

また、公開時に必要なページを絞り、運用しながら追加していく方法もあります。最初から大規模サイトを作るより、重要なページに予算を集中した方が、費用対効果を高めやすい場合があります。

ただし、費用を削りすぎて、SEO設計、スマートフォン対応、セキュリティ、保守運用が不十分になると、公開後に追加費用が発生することもあります。削るべき項目と、削ってはいけない項目を分けて考えることが大切です。

見積もりで確認すべき項目

見積もりを比較するときは、合計金額だけで判断しないことが重要です。以下の項目を確認しましょう。

確認項目チェックポイント
ページ数何ページまで含まれているか
デザインテンプレートか、オリジナルデザインか
スマホ対応レスポンシブ対応が含まれているか
CMSWordPressなどの更新機能が含まれるか
原稿作成自社支給か、ライティング込みか
写真撮影撮影費、交通費、画像補正費が含まれるか
問い合わせフォームフォーム設置、迷惑メール対策が含まれるか
SEO設定title、description、見出し構造、内部リンク設計が含まれるか
セキュリティSSL、フォーム対策、CMS更新、バックアップが含まれるか
アクセス解析Google Analyticsなどの設定が含まれるか
保守運用公開後の修正、更新、バックアップ、障害対応の範囲
権利関係ドメイン、サーバー、デザイン、ソースコードの所有権

特に注意したいのは、初期費用が安い代わりに月額費用が高いケースです。月額制のホームページ制作サービスは初期費用を抑えやすい反面、長期契約になると総額が高くなる場合があります。契約期間、解約条件、データの引き渡し可否も確認しましょう。

予算別にできること

10万円以下

自作、テンプレート、簡易的な1ページサイトが中心です。名刺代わりのホームページや、最低限の会社情報を掲載する用途に向いています。

30万〜50万円

小規模な会社案内サイトや店舗サイトを制作できます。トップページ、会社概要、サービス紹介、お問い合わせフォームなど、基本的な構成を整えられます。

50万〜150万円

一般的なコーポレートサイトに多い価格帯です。オリジナルデザイン、スマートフォン対応、CMS、お知らせ更新、基本的なSEO設定などを含めやすくなります。

150万〜300万円

採用サイト、事例紹介、サービスページの作り込み、SEO設計、写真撮影、原稿作成などを含めた制作がしやすくなります。問い合わせ獲得や採用応募など、成果を意識したホームページを作りたい企業向けです。

300万円以上

ECサイト、予約サイト、会員サイト、大規模コーポレートサイト、公共系サイト、システム連携が必要なサイトなどが対象です。要件定義、セキュリティ、テスト、保守運用まで含めた予算設計が必要になります。

まとめ

ホームページ制作の費用相場は、簡易的なサイトなら10万〜50万円程度、一般的なコーポレートサイトなら50万〜150万円程度、CMSや採用、SEO、撮影、原稿作成を含む場合は100万〜300万円程度が目安です。

静岡県で依頼する場合も、一般企業のホームページ制作費は全国相場と大きくは変わりません。標準的な企業サイトなら50万〜150万円程度、CMSや採用・集客設計まで含めるなら80万〜300万円程度を見ておくとよいでしょう。

一方で、静岡県内の公開事例を見ると、Webサイトリニューアルを目的に含む情報発信業務で250万円、公益法人のホームページリニューアル及び管理業務で200万円、町公式ホームページのリニューアルで1,000万円の案件が確認できます。これらは一般企業の制作費ではありませんが、CMS、ページ数、アクセシビリティ、保守管理などが含まれると、静岡県内でも数百万円から1,000万円規模になることが分かります。

東京の制作会社と静岡の制作会社のどちらに依頼するかは、所在地だけで決めるべきではありません。対面での打ち合わせ、撮影、取材、地域密着型の集客・採用を重視するなら、静岡の制作会社に依頼する理由があります。一方で、全国展開、ブランディング、大規模開発、EC、広告運用まで含むなら、東京や県外の制作会社も比較対象に入れるとよいでしょう。

ホームページ制作で大切なのは、単に安い制作会社を選ぶことではなく、自社の目的に合った範囲に予算をかけることです。見積もりでは、ページ数、デザイン範囲、CMS、原稿作成、写真撮影、SEO、セキュリティ、保守運用まで含まれているかを確認し、総額と内容のバランスを比較しましょう。

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