ホームページ制作を依頼する前の準備
公開日: 2026/06/16カテゴリ: マーケティング著者: 服部 雄治朗
ホームページ制作を制作会社やフリーランスに依頼する前には、ある程度の準備をしておくと相談が進めやすくなります。
ただし、準備した内容をそのまま「この通りに作ってください」という指示書にする必要はありません。依頼前の準備は、完成形を自社で決めきるためではなく、制作側からより良い提案を受けるための材料です。
結論から言うと、依頼前に用意したいのは、目的、ターゲット、掲載したい情報、会社情報、素材、予算、公開時期、公開後の運用方針です。一方で、ページ構成、見せ方、導線、SEO設計、更新方法は、制作会社やフリーランスと相談しながら決めた方がよい部分もあります。
この記事では、ホームページ制作を依頼する前に準備しておきたいものと、準備した内容をどのように制作側へ共有すればよいのかを解説します。
目次
- ホームページ制作前の準備はなぜ必要なのか
- 準備した内容は決定事項ではなく相談材料
- 依頼前に準備しておきたいもの
- 制作会社やフリーランスに任せるべき部分
- 準備しすぎよりも相談しやすい状態を作る
- まとめ
- 相談・関連ページ
ホームページ制作前の準備はなぜ必要なのか
ホームページ制作は、見た目のデザインを整えるだけの作業ではありません。
誰に向けて、何を伝え、最終的にどのような行動を取ってもらうのかを考えながら、ページ構成、文章、デザイン、問い合わせ導線を設計していく作業です。
そのため、依頼前に自社の情報や目的がまとまっていないと、制作会社やフリーランスも的確な提案をしにくくなります。
たとえば、「とりあえず会社のホームページを作りたい」という相談だけでは、信頼感を重視するべきなのか、問い合わせ獲得を重視するべきなのか、採用を強化したいのかが分かりません。
一方で、目的、ターゲット、事業内容、強み、必要そうなページがある程度分かっていれば、制作側はそれをもとに「この構成の方が伝わりやすい」「このページは追加した方がよい」「この情報はトップページで目立たせた方がよい」といった提案がしやすくなります。
つまり、事前準備は制作会社へ細かく指示を出すためではなく、自社のことを正しく理解してもらうために行うものです。
準備した内容は決定事項ではなく相談材料
ホームページ制作を依頼する前に準備を進めると、「ページ構成はこれで決まり」「デザインはこの参考サイトと同じ感じ」「文章もこのまま使ってほしい」と、細かい部分まで決めたくなることがあります。
もちろん、自社で考えを持っておくことは大切です。
しかし、最初からすべてを決めすぎてしまうと、制作会社やフリーランスの専門性を活かしきれない場合があります。
制作側は、これまでの経験から、ユーザーに伝わりやすい構成、問い合わせにつながりやすい導線、スマートフォンで見やすいレイアウト、SEOを意識したページ設計などを提案できます。
依頼者側では必要だと思っていたページが、実は他のページとまとめた方が分かりやすいこともあります。反対に、不要だと思っていた情報が、信頼獲得や問い合わせにつながる要素になることもあります。
そのため、準備した内容は「この通りに作るもの」ではなく、制作側と話し合うためのたたき台として考えるのがおすすめです。
打ち合わせを通じて、ページ構成が変わったり、デザインの方向性が調整されたり、掲載内容の優先順位が変わったりすることはよくあります。それは準備が無駄になったということではありません。専門家の視点が加わることで、より目的に合ったホームページに近づいている状態です。
依頼前に準備しておきたいもの
ここからは、ホームページ制作を依頼する前に準備しておきたいものを項目ごとに見ていきます。
すべてを完璧に書類化する必要はありません。箇条書きやメモでも十分です。制作側が質問しながら深掘りできる状態になっていれば、初回相談は進めやすくなります。
1. ホームページを作る目的
最初に考えておきたいのは、ホームページを作る目的です。
目的が曖昧なままだと、デザイン、ページ構成、必要な機能の選び方も曖昧になります。
ホームページを作る目的には、次のようなものがあります。
- 会社や店舗の信頼感を高めたい
- 問い合わせを増やしたい
- 商品やサービスを販売したい
- 採用応募を増やしたい
- 既存サイトをリニューアルしたい
- 検索から集客したい
- SNSや広告の受け皿を作りたい
- 名刺代わりになるページを用意したい
問い合わせを増やしたい場合は、サービス内容の分かりやすさや問い合わせ導線が大切になります。採用を強化したい場合は、働く環境、スタッフの雰囲気、募集要項、応募までの流れが大切になります。
同じホームページでも、目的によって必要なページや見せ方は変わります。
ただし、目的も依頼前に完璧に決めきる必要はありません。
「問い合わせを増やしたいが、採用にも使いたい」「まずは信頼感を整えたいが、将来的には集客も強化したい」といった状態でも問題ありません。
大切なのは、現時点での希望や課題を制作会社やフリーランスに共有し、どの目的を優先するべきか一緒に考えることです。
2. ターゲットとなるお客様像
次に準備しておきたいのが、誰に見てもらうホームページなのかというターゲットです。
ホームページは、見る人によって響く言葉やデザインが変わります。
個人のお客様向けなのか、法人向けなのか。若い世代向けなのか、年配の方にも分かりやすくしたいのか。価格を重視する人に向けるのか、品質や安心感を重視する人に向けるのか。
このような情報があると、制作側はデザインや文章表現を考えやすくなります。
ターゲットを考える際は、次の内容をメモしておくと役立ちます。
- 個人向けか法人向けか
- 年齢層
- 住んでいる地域
- 抱えている悩み
- 比較検討するときに重視すること
- ホームページを見た後に取ってほしい行動
「できるだけ多くの人に見てほしい」と考える方も多いですが、誰にでも向けたホームページは、結果として誰にも強く届かないことがあります。
まずは、特に来てほしいお客様を具体的にイメージしておきましょう。そのうえで、制作会社やフリーランスに相談しながら、本当にそのターゲット設定でよいのか、別の層も意識するべきなのかを考えていくとよいです。
3. 自社の強みや選ばれる理由
ホームページでは、会社や店舗の特徴を分かりやすく伝える必要があります。
しかし、自社の強みは、社内にいると意外と気づきにくいものです。
「丁寧に対応している」「相談しやすい」「地域のことに詳しい」「対応が早い」「実績が多い」といったことは、自分たちにとっては当たり前でも、お客様にとっては大きな安心材料になる場合があります。
依頼前には、次のような内容を簡単に書き出しておくとよいでしょう。
- 他社と違うところ
- お客様からよく褒められること
- よく選ばれる理由
- 得意なサービスや商品
- これまでの実績
- 大切にしている考え方
- 代表者やスタッフの想い
- よくある相談内容
この段階では、きれいな文章にする必要はありません。箇条書きやメモで十分です。
制作会社やフリーランスは、その情報をもとに、ユーザーに伝わりやすい表現や見せ方へ組み立てていきます。
また、第三者の視点が入ることで、自分たちでは強みだと思っていなかった部分が、ホームページ上で大きな訴求ポイントになることもあります。
4. 掲載したい内容やページ構成
ホームページにどのような情報を掲載したいかも、依頼前に考えておきましょう。
一般的な企業サイトや店舗サイトでは、次のようなページがよく用意されます。
- トップページ
- 会社概要
- サービス紹介
- 商品紹介
- 料金案内
- 実績紹介
- お客様の声
- よくある質問
- 採用情報
- お知らせ・ブログ
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
ただし、これらをすべて用意すればよいわけではありません。業種や目的によって、必要なページは変わります。
美容室や飲食店であれば、メニュー、写真、アクセス、予約導線が大切になります。士業やコンサルティング業であれば、サービス内容、相談の流れ、実績、プロフィールが大切になります。建設業やリフォーム会社であれば、施工事例や対応エリア、お客様の声が信頼につながります。
依頼前の段階では、「このページは必要そう」「この情報は載せたい」という程度で問題ありません。
むしろ、ページ構成を完全に決めきるよりも、制作会社やフリーランスに「この内容を載せたいのですが、どのような構成が分かりやすいですか」と相談する方が効果的です。
依頼者側では別々のページにした方がよいと思っていても、制作側から見ると1ページにまとめた方が読みやすい場合があります。反対に、1ページで十分だと思っていた内容を、目的に応じて独立したページにした方がよい場合もあります。
5. 会社情報・店舗情報
会社概要や店舗情報など、ホームページに掲載する基本情報も準備しておきましょう。
特に、住所、電話番号、営業時間、事業内容などは正確性が必要です。
準備しておきたい情報は次のとおりです。
- 会社名・店舗名
- 代表者名
- 所在地
- 電話番号
- メールアドレス
- 営業時間
- 定休日
- 設立年月日
- 事業内容
- 許認可・資格
- 対応エリア
- アクセス情報
- SNSアカウント
- 既存ホームページのURL
許認可、資格、受賞歴、メディア掲載実績などがある場合は、信頼性を高める要素になるため、忘れずに共有しましょう。
また、GoogleビジネスプロフィールやSNSを運用している場合は、ホームページと情報がずれないように確認しておくことも大切です。
基本情報は、制作会社側では判断できない部分です。間違いがあると公開後に修正が必要になるため、依頼前に確認しておくとスムーズです。
6. 写真・ロゴ・画像素材
ホームページの印象を大きく左右するのが、写真やロゴなどの素材です。
特に、店舗の雰囲気、スタッフの表情、商品、施工事例、サービス提供中の様子などは、実際の写真があると信頼感が高まりやすくなります。
準備しておきたい素材には、次のようなものがあります。
- ロゴデータ
- 店舗外観・内観写真
- 代表者写真
- スタッフ写真
- 商品写真
- 施工事例写真
- サービス提供中の写真
- パンフレットやチラシのデータ
- SNSで使用している画像
- 過去に作成した広告素材
ロゴは、JPEGやPNGだけでなく、AI、SVG、PDFなどのデータがあると、きれいに使いやすくなります。
写真については、スマートフォンで撮影したものでも使える場合があります。ただし、ホームページ全体の印象を高めたい場合は、プロカメラマンによる撮影を検討するのもよいでしょう。
ここでも大切なのは、素材を用意したうえで、どの写真をどこに使うかは制作側と相談することです。
依頼者側では良い写真だと思っていても、ホームページのメインビジュアルには向かない場合があります。反対に、何気なく撮影した写真が、サービスの魅力や会社の雰囲気を伝えるうえで効果的に使えることもあります。
7. 文章や原稿のたたき台
ホームページに掲載する文章も、ある程度準備しておくと制作がスムーズです。
ただし、最初から完成された文章を用意する必要はありません。
文章として整えることに時間をかけすぎるよりも、伝えたい内容をメモとして出しておく方が役立つ場合もあります。
たとえば、次のような内容です。
- サービス内容
- 商品の特徴
- 料金の考え方
- 相談から納品までの流れ
- よくある質問
- お客様からよく言われること
- 代表者の想い
- 創業のきっかけ
- 仕事で大切にしていること
制作会社やライターが入る場合は、これらの情報をもとに、ホームページ向けの分かりやすい文章へ整えてもらえます。
反対に、依頼者側で作った文章をそのまま掲載すると、情報は正しくても、ユーザーにとって読みづらかったり、訴求の順番が分かりにくかったりすることがあります。
原稿は「完成原稿」として渡すよりも、「伝えたい内容」として共有し、必要に応じて制作側に整えてもらうのがおすすめです。
8. 参考にしたいホームページ
デザインの方向性を伝えるために、参考サイトをいくつか用意しておくのも効果的です。
「シンプルにしたい」「高級感を出したい」「親しみやすくしたい」と言葉で伝えても、人によってイメージは異なります。
参考サイトがあると、制作会社やフリーランスと完成イメージを共有しやすくなります。
参考サイトを共有する際は、URLだけでなく、どこが良いと思ったのかもメモしておくとよいです。
- 色使いが好み
- 写真の見せ方が良い
- 料金表が分かりやすい
- 問い合わせボタンが見つけやすい
- 全体的に信頼感がある
- スマートフォンで見やすい
- 採用ページの雰囲気が良い
一方で、参考サイトをそのまま真似することが目的にならないよう注意が必要です。
好きなデザインと、自社の目的やターゲットに合うデザインは必ずしも同じではありません。
たとえば、高級感のあるサイトが好みでも、実際のターゲットが相談しやすさや親しみやすさを求めている場合は、別の方向性の方が成果につながることがあります。
参考サイトは、あくまでイメージ共有の材料です。最終的なデザインは、制作会社やフリーランスの提案も踏まえて決めていきましょう。
9. 予算の目安
ホームページ制作を依頼する前には、予算の目安も考えておきましょう。
制作費用は、ページ数、デザインの作り込み、機能、原稿作成、写真撮影、SEO対策、システム開発の有無などによって変わります。
予算を伝えることに抵抗がある方もいますが、制作側にとって予算は提案内容を考えるための大切な情報です。
予算が分かれば、その範囲の中で何を優先するべきかを提案しやすくなります。
たとえば、限られた予算であれば、まずは必要最低限のページで公開し、後から実績紹介やブログを追加する方法もあります。集客を重視するのであれば、デザインだけでなく、SEO設計やコンテンツ制作に費用を配分した方がよい場合もあります。
大切なのは、「この予算でこれを全部作ってほしい」と固定して考えることではありません。
「この目的を達成するには、どこに費用をかけるのがよいですか」と相談することで、制作会社やフリーランスの提案力を活かしやすくなります。
10. 希望する公開時期・スケジュール
ホームページをいつまでに公開したいのかも、事前に考えておきましょう。
特に、次のような予定がある場合は、早めに制作側へ伝えることが大切です。
- 新店舗オープン
- 新サービス開始
- 採用活動の開始
- 展示会やイベント
- 広告配信の開始
- 会社設立日
- 補助金や助成金の申請期限
ホームページ制作には、ヒアリング、構成作成、デザイン、コーディング、原稿作成、写真準備、確認、修正、公開設定など、さまざまな工程があります。
依頼者側の確認や素材提出が遅れると、公開日も後ろ倒しになることがあります。
希望公開日がある場合は、「いつまでに公開したいのか」だけでなく、「いつまでに原稿や写真を用意できるのか」「社内確認にどのくらい時間がかかるのか」も考えておくとスムーズです。
ただし、スケジュールについても、無理に自社だけで決めきる必要はありません。
制作会社やフリーランスに相談すれば、希望日から逆算して必要な準備や確認タイミングを提案してもらえます。
11. ドメイン・サーバーなどの情報
すでにホームページを持っている場合は、ドメインやサーバーの情報も確認しておきましょう。
ドメインとは、ホームページのURLにあたる部分です。サーバーは、ホームページのデータを置いておく場所です。
リニューアルの場合、次の情報が必要になることがあります。
- ドメイン管理会社
- サーバー会社
- ログイン情報
- 現在のホームページ管理画面
- メールアドレスの利用状況
- SSL証明書の有無
- Googleアナリティクスの設定状況
- Googleサーチコンソールの設定状況
特に注意したいのが、独自ドメインのメールアドレスを使っている場合です。
サーバー移転やDNS設定の変更によって、メールの送受信に影響が出る可能性があります。
ログイン情報が分からない場合は、早めに現在の管理会社や担当者に確認しておきましょう。
このあたりは専門的な内容も多いため、分かる範囲で情報を集めておけば問題ありません。不明点がある場合は、制作会社やフリーランスに相談しながら確認していきましょう。
12. 問い合わせ後の対応フロー
問い合わせ獲得を目的とするホームページでは、問い合わせフォームを設置するだけでなく、その後の対応フローも考えておく必要があります。
せっかく問い合わせが入っても、対応が遅れたり、担当者が決まっていなかったりすると、機会損失につながります。
事前に次の項目を考えておくとよいでしょう。
- 問い合わせ通知を受け取るメールアドレス
- 誰が対応するのか
- 返信までの目安時間
- 電話対応の有無
- 自動返信メールの内容
- 予約フォームが必要か
- 資料請求フォームが必要か
- フォームにどの項目を入れるか
フォーム項目は、多すぎるとユーザーが入力を面倒に感じる場合があります。一方で、必要な情報が少なすぎると、対応時に追加確認が必要になります。
どの項目を入れるべきかは、制作会社やフリーランスと相談しながら決めるのがおすすめです。
ユーザーにとって入力しやすく、運営側にとっても対応しやすい形を考えることが大切です。
13. 公開後の運用体制
ホームページは、公開して終わりではありません。
お知らせを更新したり、実績を追加したり、ブログ記事を投稿したり、アクセス状況を確認したりすることで、より効果を発揮しやすくなります。
そのため、制作前の段階で公開後の運用体制も考えておきましょう。
確認しておきたいのは、次のような点です。
- 自社で更新したいのか
- 制作会社に更新を依頼したいのか
- お知らせやブログを運用する予定があるか
- 実績や事例を定期的に追加できるか
- アクセス解析を見る担当者はいるか
- 保守管理を依頼する必要があるか
- セキュリティ対策やバックアップは必要か
WordPressなどのCMSを導入すれば、自社で更新しやすくなります。ただし、更新作業やセキュリティ管理には一定の知識も必要です。
自社でどこまで対応するのか、どこから外部に任せるのかを事前に考えておくと、制作後の運用もスムーズになります。
また、運用を見据えてホームページを作ることで、公開後に情報が古くなったまま放置されることを防ぎやすくなります。
制作会社やフリーランスに任せるべき部分
ホームページ制作では、依頼者側が準備するべき部分と、制作会社やフリーランスに任せるべき部分を分けて考えることが大切です。
依頼者側が準備するべきなのは、自社の情報、事業内容、強み、目的、ターゲット、予算、スケジュールなどです。
これらは、外部の制作会社よりも依頼者自身の方が詳しく理解している部分です。
一方で、次のような部分は、制作会社やフリーランスの専門性を活かせる領域です。
- ホームページ全体の構成
- 情報の優先順位
- ユーザーに伝わりやすい見せ方
- 問い合わせにつながる導線設計
- デザインの方向性
- スマートフォンでの見やすさ
- SEOを意識したページ設計
- 更新しやすい仕組み
- 公開後の運用方法
依頼者がすべてを決める必要はありません。
むしろ、「自社ではこう考えているが、プロの視点ではどうか」と相談することで、より良いホームページになりやすくなります。
制作会社やフリーランスに依頼するメリットは、作業を代行してもらうことだけではありません。第三者の視点から、自社の魅力や課題を見直してもらえることも大きな価値です。
準備した内容にこだわりすぎず、提案を受けながら柔軟に見直していく姿勢を持つことが、満足度の高いホームページ制作につながります。
準備しすぎよりも相談しやすい状態を作る
ホームページ制作を依頼する前に、すべてを完璧に準備する必要はありません。
もちろん、何も考えずに相談するよりは、目的や掲載内容、素材などを考えておいた方がスムーズです。
しかし、細部まで決め込みすぎると、制作会社やフリーランスが提案できる余地が少なくなってしまうことがあります。
事前準備で大切なのは、完成形を決めることではなく、制作側が自社のことを理解し、適切な提案をしやすい状態を作ることです。
最低限、次の内容を用意しておけば、初回相談は進めやすくなります。
- なぜホームページを作りたいのか
- 誰に見てもらいたいのか
- どのような情報を載せたいのか
- 自社の強みは何か
- 参考にしたい雰囲気はあるか
- 予算や公開時期の希望はあるか
- 写真やロゴなどの素材はあるか
これらを準備したうえで、「この内容をもとに、より良い形を提案してほしい」と伝えるのが理想です。
まとめ
ホームページ制作を依頼する前には、目的、ターゲット、掲載内容、会社情報、写真素材、原稿、参考サイト、予算、スケジュールなどを考えておくことが大切です。
事前準備ができていると、制作会社やフリーランスとの打ち合わせがスムーズになり、見積もりや提案の精度も高まりやすくなります。
ただし、準備した内容をすべて決定事項として考える必要はありません。
依頼前の準備は、制作会社へ細かく指示を出すためのものではなく、より良い提案を受けるための材料です。
打ち合わせを通じて、ページ構成が変わったり、デザインの方向性が調整されたり、掲載内容の優先順位が変わったりすることもあります。それは準備が無駄になったのではなく、専門家の視点が加わることで、より目的に合ったホームページへ近づいているということです。
ホームページ制作では、依頼者側が自社の情報や想いを共有し、制作会社やフリーランスがそれをもとに構成、デザイン、導線、運用方法を提案することで、より良い成果につながります。
準備しすぎて制作側の提案力を狭めるのではなく、相談材料を用意したうえで、プロの意見も取り入れながら進めることが大切です。
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「まだ何を依頼すべきか決まっていない」という段階でも問題ありません。初回相談では、目的、掲載内容、素材、予算、公開時期を一緒に確認し、どこから決めるべきかを分けて見ます。
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